キャンプ歴３年でわかった！家族向けキャンプ用マットの選び方とおすすめ10選

キャンプで寝る時に絶対に必要なのがマット。

あまりケチると寝心地が悪くて最悪だし、かといってそこそこの値段のものでも家族の人数分揃えなきゃだからかなり高額になるし。マット選びは難易度かなり高いです。

我が家はこれまで、「薄いエアマット」「厚いエアマット」「インフレーターマット」「ウレタンマット」「コット」の５種類のキャンプ用マットをジプシーしてきました。

いろいろ試してきた我が家だからこそわかった、ファミリーキャンプのキャンプ用マットの選び方についてお伝えします。

キャンプ用マットの選び方

キャンプ用マットの主な種類は以下の５種類です。

• 薄いエアマット
• 厚いエアマット
• インフレーターマット
• ウレタンマット
• コット

そのどれも使用してきた我が家。これまで経験したことを元に、それぞれのメリット・デメリットを解説しますね。

薄いエアマット

空気を入れて膨らませて使うエアマットです。空気を入れた状態でもそんなに厚みはありません。

収納時にとってもコンパクトになるのが強み。値段も安価で手を出しやすいです。

反面、寝心地はあまり…。精一杯パンパンにしても、体が地面に当たってるんですよね。

厚いエアマット

厚いエアマットは、空気を入れるとベッドぐらいの厚みになるエアマットです。口で空気を入れるのは難しいので電動ポンプが必要になります。

高さがあるので体が地面に当たるということはありません。薄いエアマットよりも寝心地がいいかと思いきや…。

これが寝心地が最悪！（個人の感想です💦）

• ボヨンボヨンとした寝心地
• 子どもが寄っかかるたびにベッド全体が揺れる
• 腰が沈んで寝るた時の姿勢が悪い

安いし、コンパクトになるので、寝心地さえ合えばとってもいいと思うんですけどね…。

そして、そして…。なんと１回使用しただけで穴が開いているのを発見！

しかもキャンプ場でそのことに気付いたので当然ながら代替品などなく、空気の抜けるエアマットで寝るハメに…（朝になったらペタンコ🤣）。

そのことをYouTubeに投稿したら、「うちもすぐに穴が開きました！」ってコメントを結構いただき、やっぱりエアマットは穴が開きやすいんだと思います。

インフレーターマット

インフレーターマットとは、栓を開けると自然に空気が入るマットです。

家で使ってる敷布団やマットとほぼ変わらない寝心地。寝心地で比較したらダントツ１位です✨

その反面、とってもかさばるのが大きなマイナス点。

そして収納（マットの空気を抜いてくるくる丸めて袋に入れる）に時間がかかるのも難点。

また、ある程度は空気が自然に入るけれど、寝心地よくするためにパンパンに含まらすには結局電動ポンプが必要なのも購入前に知っておきたいポイントですね。

価格は他に比べて高めです。

ウレタンマット

ウレタンマットはパタパタ畳めるマットのことです。

畳んだ状態から開くだけでなので５秒くらい。超スピードで設置が完了します。

収納もまあまあコンパクトです。

寝心地は正直よくないです。寝られなくもないけど…、といった感じ。幅も狭いので、家族で並んでごろごろ寝るような感じじゃないんですよね～。

コット

コットは組み立てて使う小型のベッドのような形状。地面に接してない分、地面のゴツゴツを感じないので寝心地はいいです。

製品の種類にもよりますが、収納はそこそこコンパクトになります。下に荷物が置けるのもポイント高いです。

ただし、これだけの部品を組み立てるので、設置に時間がかかります。

価格も他に比べて高めです。

まとめると…

表にまとめてみました。

	薄い マット	厚い エアマット	インフレーター マット	ウレタン マット	コット
寝心地	△	△	◎	△	〇
値段	◎	〇	△	〇	△
コンパクトさ	〇	〇	×	〇	△
耐久性	△	×	〇	〇	〇
設置撤収 時間	〇	〇	△	◎	△

自分が何を重視するのかで選ぶマットの種類が決まってきます。寝心地を重視するのか・それとも値段？コンパクトさ？

【こんな人にはこんなマットがおすすめ】

• 寝心地重視　…　インフレーターマット
• 安くキャンプをはじめたい　…　薄いエアマット⇒キャンプ続けられそうならインフレーターマット
• 寝心地とコンパクト性を両立させたい　…　コット
• めんどくさがりや　…　ウレタンマット

我が家のキャンプ用マットの変遷

我が家が現在使用しているキャンプ用マット

インフレーターマット10cm

エアマットがダメになり夫用に奮発して購入したのがコールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク。

キャンパーインフレーターマットハイピークを２年使用したレビュー記事も書いておりますのでぜひそちらも参考に♪

インフレーターマット4cm（ダブル）

キャンプを始めた初期に購入した、ハイランダーのスエードインフレーターマット・ダブル。

娘と私の２人で使っています。寝心地のいいインフレーターマットの中では価格が安かったのでこれを選びました。

その分10cmのマットよりもコンパクトに収納できます。

コット

それまで使っていた薄いエアマットに穴が開いたので購入したのがブルックリンアウトドアカンパニーの2WAYコットです。

テントの寝室スペースになんとか４人で寝られるはするものの、荷物を置くスペースが無い。そこで１つをコットにしてコットの下に荷物を置くことにしました。

これが大正解で、いつも寝袋と荷物がごっちゃになって荷物が取り出しにくかったのが、スペースがわかれて取り出しやすくなりました。

コットの上にはウレタンマットを敷いています。

おすすめのキャンプ用マット

友人に「これからキャンプをはじめたいんだけど何を選んだらいい？」と聞かれた場合を想定して、おすすめのキャンプマットを選んでみました。参考にして頂けるとうれしいです。

これからキャンプをはじめるなら、まずは安く道具を揃えた方がいいので、最初におすすめするのはとにかく安いマット。

バンドック　フォールディングマット

キャプテンスタッグよりほんの少しお安くて、こちらの方が幅があります。

ポンプ付きエアマット

ウレタンマットでは寝にくいなら次に安いのがエアマットです。こちらは足で踏むと膨らむ方式になっているので、電動ポンプいらずです。

キャンパーインフレーターマット

インフレーターマットでもお安いのがコールマンのこちらです。

ハイランダースエードインフレーターマット

我が家が使っているのはハイランダーのインフレーターマット・ダブル。２人分でこの価格なのでかなりコスパ高いんじゃないでしょうか？

コールマン・インフレーターマットハイピーク

寝心地を重視するならぜひおすすめしたいのが我が家も使っているコールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク。値段がそこそこするのでこれからキャンプ続けられる自信がある人向け。

家の敷布団として使うのもアリかも？

WAQ・インフレーターマット

10cmマットの価格には手が出せない人にはWAQの8cmマットがちょうどいい価格でおすすめです。

ブルックリンアウトドアカンパニー2WAYコット

我が家が使っているコットはこちら。ハイコットにして下に荷物を置いています。

バッグインベッド

かなりコンパクトにたためるDODのバッグインコットは積載量が心配の人向け。

まとめ

家族向けキャンプマットの選び方・おすすめについて解説しました。

それぞれのメリットデメリットを把握して、ぜひご自分にぴったりのマットを選んでくださいね！

わが家が実際に使っているキャンプ用マットについて詳しくレビューした記事です。こちらもどうぞ！