テント設営に比べて軽視してしまいがちな、”撤収”。
ですが時間までに撤収が完了しないと罰金を取られる場合もあります。時間をきっちり守り、なるべく手早く終わらせたいですよね!
撤収の際の知っておきたいポイントや手順を紹介します。
テントの撤収で知っておきたいポイント
撤収にはどれくらいの時間がかかる?
我が家の場合、チェックアウトの1時間前には撤収作業に入ります。なので撤収にかかる時間はだいたい1時間です。
といっても、朝起きた時から寝袋を畳んだりライトを片付けたりと少しずつ片付けはじめているんですよね。
トータルではもっと時間がかかっているかもしれません。
「レイトアウト」を利用してのんびり撤収するのもアリ
時間内に撤収する自信がない、そんな場合は「レイトアウト」を利用するのも手です。
「レイトアウト」とは、通常のチェックアウトする時間を延長してもらえるサービスです。キャンプ場によって違いますが、たいていは1,000円くらいで2~3時間チェックアウトを延長できます。
我が家も利用できるキャンプ場ではレイトアウトを利用しています。朝ごはんがのんびり食べられるし、キャンプ場内をゆっくり散策したりもできるし、ほんの千円足しただけでキャンプの満足感は大幅にアップします。
通常のチェックアウト時間だと朝起きてご飯食べてすぐ撤収で、2日目はほとんど自由時間無いですもんね!
キャンプ場で片付ける?家に帰ってから片付ける?
撤収の考え方として、2つのやり方があります。
- A.キャンプ場で完璧にきれいにし、家では一切片付け直さない
- B.キャンプ場ではざっくり片付け、家で片付けし直す
Aの場合、
メリット・・・家に帰ってから片付けしなくていい
デメリット・・・キャンプ場で忙しい
Bの場合、
メリット・・・キャンプ場でのんびりできる
デメリット・・・家に帰ってからの片付けが面倒
とメリットデメリットがあります。自分たちがどちらが向いているかで考えたらいいと思います。
我が家の場合、家に帰ったら何もしたくないのでキャンプ場で完璧に片付けるAパターンを選んでいます。(パパは平日仕事が忙しいので私ひとりで片付けすることになっちゃうからっていうのもあります💦)
撤収の手順
撤収の手順を紹介します。
- 朝ごはん前テントと寝袋の乾燥
テントの開口部分を開く、寝袋を干す
朝ごはんを食べてる間に自然乾燥 - 撤収開始レジャーシートを敷く
片付けた道具をこの上に並べていきます
- 小物から片付ける
- インナーテントの砂や草を外に出す
- テントを撤収する
- 車に積む
- チェックアウト
それぞれのポイントを解説していきますね。
テントと寝袋の乾燥
テントで一晩眠った翌朝は、テントの内側が結露で濡れていたり、寝袋が湿っていたたりということがよくあります。
朝起きたらまずそれらを乾燥させましょう。
- テント ・・・ テントを揺すって水滴を振り落とす、開口部を開いて風通しを良くする(自然乾燥させるのがベスト)
- 寝 袋 ・・・ ロープやチェアを使った日向に干す
濡れたまま収納してしまうとテントにカビが発生してしまうことも。
きゃー!
撤収開始してからでは時間が足りないので、朝起きてなるべく早くこれらに取り掛かった方がいいです。
レジャーシートを敷く
撤収開始したらまずレジャーシートを敷きます。この上に片付けた道具をどんどん置いていくためです。
この方が1つずつ片付けては車に積むよりも、効率よく車に積むことができるからです。
インナーテントの草や砂をほうきで出す
テントの中は思った以上に草や砂が入り込みます。
次のキャンプで気持ちよく使うために、それらをだすためのほうき&ちりとりセットを用意しておくとラクです。
撤収の順番
まず小物、そして大物と順番に片付けていきます。
我が家の場合、チェアだけは最後にとっておきます。なぜなら撤収が早く済んだ時にチェアにのんびり座ってキャンプ場の余韻を楽しみたいからです。
まとめ
撤収がすんだらあとは帰るだけ。温泉によったり、観光したり、地元グルメを楽しんだり。それもキャンプの楽しみの1つです。
のんびり帰ってくださいね~♪
「ファミリーキャンプのはじめ方」シリーズはこれで終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
最初から読みたい方はこちらの記事からどうぞ♪